オリジナルは言わずと知れた名作中の名作ホラー。名優グレゴリー・ペッグを主演に格調高く悪魔復活の恐怖を描いた。で、リメイク版なのだが、よくあるアレンジしまくりの別物だろうと高を括っていたのだが、びっくりするぐらいオリジナルに忠実でちょっと驚いた。だからと言って傑作かどうかと聞かれると、ちと微妙ではある。主人公の奥さん役の女優がちょっとブサイクよりで、オリジナルのリー・レミックの美しさから比べて、違和感が残った。その代わり、乳母役の女優がオリジナル(写真中央)に負けずとも劣らず不気味で(写真下段、なんとミア・ファーロー!)そこだけはグッジョブ!しかしいずれにしても、こんな怖いおばさん、息子の乳母に雇うかねー、普通。私は絶対無理!あと、気になったのは、殺害シーンをCGバリバリで描くのだが、これがちっとも怖くない。特に神父が串刺しにされるとこ。致命的と言ってもいい。あらためてオリジナルの演出力、カット割り、カメラワークの見事さに気づかされる。しかしながら、オーメンシリーズを全く見ていない初見の方ならば、映像もきれいで丁寧に作られているので、オススメできるかもしれない。
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2019.01.06 08:18
2019.01.04 15:45
2019.01.04 13:25