見ていてイスからずり落ちそうになった。役者は地味だし演技もアレ。特撮はストップモーションアニメで、モノクロにしたら60年代の映画と言われても信じてしまう。おそらく低予算でほとんど自主製作に近いのだろう。しかし、ここで重要なのは、製作者がこういう映画が好きで好きでたまらないのが画面を通して伝わってくるところである。他人にどう思われてもいい、オレはこういう映画が撮りたいんだ、というスピリットがひしひしと感じられる。思わず「オマエはオマエのやり方でやり続けろ!」と応援したくなる。撮ってて楽しかったんだろうなあ、この監督。アニメで動くカニさんのフィギュアはとりあえず可愛い!
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